キム・ヒジン イライラ 作戦 内容 感想 [スポーツ]
先日、「日本くぎづけ大学」という番組で「イライラ作戦」なるものが紹介されていましたね。
このイライラ作戦、どういうことなんでしょう。
そもそもこの「イライラ作戦」が決行されたのはロンドンオリンピック女子バレー大会の3位決定戦ででした。
その時の日本の相手はおなじみ宿敵の韓国。しかし日本はある情報を持っていました。
それが「韓国サイドのある選手がミスをすると、その周りのチームメイトがなぜかイライラしてしまう、語気を荒げてしまう」というものでした。そしてその選手がつまり「キム・ヒジン」選手だったのです。
これを知った日本サイドは、キムヒジン選手ばかりを狙うようになります。
相手をイライラさせて、協調感をなくし、ミスを誘ってその結果自滅させようとしたんですね。
こういったバレーボールの手法も「戦略だなあ」とおもうのですが、こういった戦略的なバレーボールが可能になった背景には「データバレー」なるものがここ最近で取り入れられてきた、という特徴があります。
データバレーとは、いろいろな相手サイドのデータ、たとえば「あの選手は〇回もブロックしてるから要注意」だとか、「あの選手はレシーブの成功率が格段に弱い」というところを集計的に集めて(しかもリアルタイムで)その場でそのデータをもとに戦略を立て、試合の流れを作るというもの。
日本はデータバレーを駆使、「イライラ作戦」を実行した結果、この試合で韓国相手に勝つことができました。
しかし、時代の流れとともにスポーツの戦い方というのも変化してきますね。
これからデータバレーを超える戦略とというのはでてくるのでしょうか。
ちょっとわくわくです。
2013-04-02 09:11
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